;still I want
鍵
だいぶ前に引き出しの奥から出てきた、合鍵。
3ヶ月前まで付き合ってた年上の人に、1年前くらいに貰った。
あの時は、嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。
初めてのことに頬が熱くなった。
その頃、私はもう信じられないくらい不安定で。その人にたくさん迷惑掛けた。
なのに、プレゼントの箱の中には、可愛いネックレスと、鍵。
「いつでも来なさい」って、笑顔で。
あの瞬間の空気とか、鼓動とか、かかってた音楽とか、あの人の手の熱とか。
まだぼんやり覚えてる。
「あの頃は幸せだった」なんて、言うつもりはないけど、
私はまだ、その鍵を捨てることが出来ずに。
たまに、苦しくなったときとかに、
引き出しの奥から取り出したりして。
そのたびに、今の彼氏への罪悪感と、
綺麗な思い出だけが私を支配するけど、
それでも、その鍵にくっついた想い出に、
まだ私は助けられてる。
捨てたい、とは思わないけど、
いつか、いつか、その鍵さえも要らなくなるときがくるのかなーなんて。
少し、寂しくなったり。
05/01/16 舞姫
3ヶ月前まで付き合ってた年上の人に、1年前くらいに貰った。
あの時は、嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。
初めてのことに頬が熱くなった。
その頃、私はもう信じられないくらい不安定で。その人にたくさん迷惑掛けた。
なのに、プレゼントの箱の中には、可愛いネックレスと、鍵。
「いつでも来なさい」って、笑顔で。
あの瞬間の空気とか、鼓動とか、かかってた音楽とか、あの人の手の熱とか。
まだぼんやり覚えてる。
「あの頃は幸せだった」なんて、言うつもりはないけど、
私はまだ、その鍵を捨てることが出来ずに。
たまに、苦しくなったときとかに、
引き出しの奥から取り出したりして。
そのたびに、今の彼氏への罪悪感と、
綺麗な思い出だけが私を支配するけど、
それでも、その鍵にくっついた想い出に、
まだ私は助けられてる。
捨てたい、とは思わないけど、
いつか、いつか、その鍵さえも要らなくなるときがくるのかなーなんて。
少し、寂しくなったり。
05/01/16 舞姫